19日の東京市場、ドル円は日米首脳会談を終えて、円安が広がった。
日米首脳会談では、自由で公正な貿易を目指す新たな協議を発足させるなど、両国の協力体制がアピールされた。北朝鮮問題での協力体制も示され、まずまずの結果に。市場では両国の通商問題での対立が強調されると円高進行もあり得るとの懸念が広がっていただけに、共同会見後は安心感から円安が広がる展開となった。
ドル円は107円20銭台から107円30銭台に急上昇。その後も上昇が続き、午前中に107円50銭を超える場面が見られた。高値からは少し調整も107円40銭ばさみでの動きが続くなど、高値圏での推移が続いた。
リスク要因が一服したことで、従来の米景気の好調さへの期待感や、米朝首脳会談の実施が示されたことで、来週の南北首脳会談を前に期待感が広がる市場で、北朝鮮有事リスクの更なる後退が見られ、円売りが強まった面も。
クロス円も軒並みの円安でユーロ円は133円台を回復している。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
コメントを残す