【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
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こんにちは。国府勇太です。
今週(4月9日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと「底値で停滞!」です。4月2日(月)に728,083円でスタートしたビットコイン円。
動きのない一週間でした。
3日(火)にマ高値804,500円まであがるものの、4日(水)には反落。結局1週間を通して、底値近辺で張り付いた方向感のない動きでした。
こういった動きを「動意薄(どういうす)」といいます。動意薄となるのは、「関心が低いから」です。
主だったニュースもなく盛り上がりに欠けていることが要因です。
今週の見通し
重要なラインを引いてみましょう。みなさんが注目しているラインです。
どこかわかりますか?

70万円のラインです。先週もこの70万円のラインは死守しています。
以前、ヒゲで抜けたことはありますが、「終値としては」割れていません。
この「終値としては」という点がミソです。ヒゲで割れたのと、実体(始値と終値)で割れたのではテクニカル的に意味合いが異なります。
このラインが最重要ラインです。こういった重要ラインを終値で割ってしまうと下げの流れが決定的になります。

このラインを割ってしまうと、2017年11月12日以来の安値です。
ちなみに、2017年11月といえば、本格的な上昇相場の前のレートまで戻ってしまうこととなります。
(ちなみに2017年12月の仮想通貨ブーム時は1兆1714億円というお金が仮想通貨に流れてきています。直近2018年3月は581億円で激減しています。)
70万円の下には、支えるポイントがなく、下落がさらに進んでしまいます。
ということで、「この70万円の重要ラインを死守できるか?」が今週のテーマです。
しっかり死守できて、足固めができれば、一転上昇の見込みもあります。その場合、このライン近辺がいいレートでポジションを持てる格好のチャンスとなります。
このラインを損切りラインに、ロングポジションを持つのも戦略としてはありです。
最後に、仮想通貨の動きとしては不気味なほどおとなしいです。今後起こり得る急激な変動に十分注意してトレードをしましょう。
では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。
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Source: ビットフライヤー
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