9日のロンドン市場は、米雇用統計待ちの中で、ややドル買いが優勢。ドル円は106円台後半での取引が続く中で、106.80台へとじり高の動き。ユーロドルは1.23ちょうど付近での揉み合いとなるなかで、安値を1.2290レベルまで広げた。前日からの安値を小幅ながら広げている。 一方、ポンドドルは小反発。1.38近辺が底堅くなっており、高値を1.3831レベルまで広げた。
ただ、ドル指数は前日比プラス圏で推移しており、全般的には前日からのドル高の動きを維持した形になっている。
クロス円はユーロ円が131円台前半での揉み合い。ポンド円は対ユーロでのポンド買いが下支えとなり、ドル円とともにジリ高。本日高値を147.73近辺に伸ばした。欧州株は方向感に欠けており、米雇用統計待ちムードのなかで積極的な売買は手控えられている。
1月のドイツ鉱工業生産は伸びを欠く結果となった。また、独政府はトランプ関税は違法と認識しており、EU首脳会議での議題となる見込みを示していた。いずれもに反応は見られなかった。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
Source: klug
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