週明けのロンドン市場でドル円は、108円台後半での推移。
先週末のNY市場で株の乱高下に合わせて大きな振幅を見せたドル円。週明け東京市場が祝日で休場となる中で、様子見ムードが広がり、ロンドン市場を迎えた。オセアニア市場でドル高円安をトライした局面で109円手前が重くなっていたこともあり、ロンドン市場はいったんドル安円高が優勢な展開に。
もっとも108円台半ばが支えられると、欧州株の上昇を好感する形でドル円が買い戻され、108円台後半推移となった。
アジア市場で1.23手前まで買いが進んだユーロドルは、ロンドン市場朝方もしっかりとした展開を見せたが、その後ポジション調整の動きが強まり、1.2260近辺まで。先週末NY市場午後のドル買い局面で1.22台を維持したこともあり、下値しっかり感が出ているが、1.23を付けきれず、いったん調整が入る展開に。
ポンドは1.38台半ばを挟んだ振幅。先週末のロンドン市場で1.39台後半から1.37台後半まで値を落とし、NY市場でさらに安値をトライするなど、頭の重い展開を見せた後、1.38台に戻して迎えた週明け。いったんポジション調整の動きが強まり、アジア市場からポンドの買い戻しが優勢となったが、先週末の急落の印象が強く、戻りは鈍い。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
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