8日の東京市場は、109円台前半での推移が続いた後、後場にかけて東京株式市場で株高が進行し、日経平均の上げ幅が一時300円を超えたことで、ドル買い円売りが強まる展開となった。
米株先物時間外取引も上昇しており、株安の流れが一服している。
もっとも、一昨日NY市場、昨日NY市場と二度頭を抑えている109円60銭台までの上昇にとどまっており、レンジの中での高値圏まで。
据え置きを決めた朝のNZ中銀政策金利発表時の声明で、インフレ目標到達見込みを先送りしたNZドルは対米ドルで0.72を割り込むなど、売りが強まる展開が見られた。NZの今後の利上げ期待が後退し、米国との金利差縮小及び逆転の懸念が売りを誘っている。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
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