【東京市場】ドル円はもみ合い続く、欧州通貨はしっかり

 連休明けの東京外国為替市場でドル円は112円60銭から70銭を中心にしたもみ合いが続いた。朝方はゴトウビということで仲値がらみのドル買い需要があり、買いが優勢にある場面も見られたが、112円80銭台までと値幅は限定的。仲値後はすぐに値を戻してもみ合った。
 欧州通貨が対ドルでしっかりとなっており、ドル全面高基調に調整が入っていることなどが、ドル円の重石に。
 北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日にあたって、警戒感が強まっていることも、上値を抑える要因となった。
 もっとも、下値しっかり感も強く、堅調な地合いは継続。

 欧州通貨はしっかり。ユーロは先月のドイツ連邦議会選挙でメルケル首相率いるCDU/CSUが第一党は確保も議席を減らした後、連立の行方が不透明となっていたが、自由民主党に緑の党を加えて過半数を確保する動きが前進したことで、安心感からユーロ買いが入っている面も。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug

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