【ロンドン市場】ポンドの買い戻し優勢、ドル円はもみ合い

 9日のロンドン市場でドル円は112円台後半でのもみ合いが続いた。9日は東京市場が祝日となっていることに加え、NY市場がコロンブスデーで銀行が休場。株式市場などは開いているものの、為替・債券市場は基本的に休場で、取引参加者が少ないこともあって、動きが鈍くなっている。
 
 ドル円は北朝鮮警戒もあって東京午前に112円台前半の安値圏でもみ合いを見せたものの、午後には112円台後半まで持ち直して、その後ロンドン市場を通じてもみ合いに。ロンドン市場では112円台半ばがしっかりとなっていたが上値を試す勢いに欠けた。

 目立ったのがポンドの買い。英国立統計局(ONS)が週末に発表した4-6月期の英単位労働コストが、計算方法のミスで過小評価されていたとして、1.6%から2.4%に上方修正したことなどがポンドの買い戻しを誘った。
 先週後半に1.32台後半から1.30台前半まで売り込まれ、安値警戒感が出ていたことも、ポジション調整のポンド買いを誘った。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

Source: klug

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