【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
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こんにちは。国府勇太です。
今週(9月11日の週)のビットコイン円の見通しを、主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週から今週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと「下落!とうとう45万円割れ」です。
9月4日(月)に522,530円でスタートしたビットコイン円。
中国当局がICOは違法であると宣言したことにより、その後も大きく下げ、5日には安値45万円まで下げました。
その後一旦反発し、50万円を一時超えるものの勢い続かず再び下落。
とうとう10日(日)には45万円を割ってしまいました。
ちなみにフィアット(ドル円)の動きは以下です。

今週も「あの国」に振り回された1週間でした。
とくに8日(金)、メキシコ地震と翌日の北朝鮮建国記念日を警戒した円買いで一時107.28円まで下げました。
結局、北朝鮮は週末大きな動きがなかったことから、週明け窓を開けて上昇しています。
今週の見通しは?
注目ラインはここです。

45万円のラインです。
過去2度反発し、先週末も一時ヒゲで割れたもののその後は持ち直しています。
このラインをしっかり割れるなら均衡が崩れ、さらなる下げが予想されます。
ただ、長期の見通しはロングで変更ありません。
ちなみに、この連載開始以来、見通しのロングを変更したことはありません。
「ビットコインが怪しい」と言われた頃から連載をしていますが、しっかりテクニカル上の押し目で買ってホールドしてきた人は大きな利益を得ています。
今回の下げも同様、長期でバイ・アンド・ホールドを狙っている人にとってはチャンスが来るかもしれません。
少し遠いですが、45万円割れの次のテクニカル的なポイントは、SMA105の35万円です。
ここまで急落することがあれば、しっかり買いたいです。
では今週もリスク管理に気をつけて、がんばりましょう。
Source: ビットフライヤー
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