前週末に米GDPの弱さもあってドル売りが進んで迎えた週明けの東京市場。
朝方はドル売りの動きが強まる展開となり、NY市場で下値を支えた110円台半ばをあっさり割り込み、110.31近辺を付ける動きが見られた。
戻りの鈍さが意識され、ポジション調整の動きなども加わり、下値を試す展開に。
金曜日NY市場午後に報じられた北朝鮮の新たな大陸間弾道弾実験の報道も、地政学的リスクを意識させ、リスク回避の円買いに。
もっとも110円ちょうど手前の買いを崩せず、いったん少し値を戻し、その後はもみ合い。
円高進行にも、東京株式市場は比較的落ち着いた反応をしており、リスク警戒感などが広がらず、為替市場も様子見ムードに。
今週は金曜日に雇用統計を控えており、突っ込んだ動きに警戒感も。
10時半に発表された中国製造業PMIへの警戒感などもあり、朝からやや売りが出た豪ドルは、下げた分を戻してもみ合いに。対米ドルでの0.80台での売り意欲が意識され、頭を抑えている。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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