【東京市場】ドル安円高進行、議会証言の影響続く

 13日の東京市場でドル円は112円86銭と、NY市場で議会証言後につけた安値を割り込無ところまでドル売り円高が進む場面が見られた。
 
 注目された昨日の議会証言でイエレン議長が利上げを急がない姿勢を示したことで、ドル売りが進行。NY市場で112円93銭を付けた後、113円台に戻して迎えた東京市場。朝方はしっかりの展開で、一時113円台半ばを回復するところまで買いが入る場面が見られた。

 しかし、議会証言の影響もあって米債利回りの低下が進み、上昇一服後は一転してドル安円高が進行。NY市場で付けた安値を割り込むところまでじりじりと値を落とした。

 112円80銭台を付けた後は、下値トライに一服感が出て113円台を回復したものの、戻りは鈍く113円ちょうど近辺の安値圏もみ合いに。

 ユーロドルが1.1411台から1.1440台までユーロ高ドル安が進むなど、ドルはほぼ全面安に。

 金利先物市場動向から見た年内の利上げ割合が議会証言前の約6割から、ほぼ五分五分まで下がっており、ドルの重石に

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug

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