27日の東京市場でドル円は一時112円台に乗せる場面が見られた。
前日のNY市場夕方に、それまで上値抵抗水準となっていた111円70銭から80銭にかけての水準を超え、112円手前で迎えた東京朝の市場。大台手前での売りが残る中で、もみ合いが続いていたが、大台超えのストップ狙いのドル買いなどに、いったん112円08銭を付ける動きに。しかし、大台突破後すぐに111円台に値を戻すと、その後はやや頭の重い展開に。
いったん大台を超えたことで上値一服感が広がり、ポジション調整を誘う格好となった。
米債利回りが午後に入ってやや低下したこともドル売り円買いに。
円安傾向を受けて株式市場はしっかりも値幅はそれほど大きなものではなく、ドル円を支えるには至らず。
NY市場で振幅を経てプラス圏で終わった原油先物が、東京市場の時間外でも小幅高推移と安定したことを好感し、オセアニア通貨はしっかり。豪ドルは対ドルで0.7570台から0.76台に乗せる場面も見られた。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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