米債利回りの低下がドル売りの動きを加速させ、ドル円は一時110円台半ばを割り込む動きとなった。
NY原油の大幅安傾向が続いており、原油安が米株安に波及する格好。JPモルガンのトレーディング収益源相との報道も、銀行株全般の売り材料に。
ドル円はこうした流れを受けて値を落とし、ユーロドルも1.12台半ばを超えるなどドルはほぼ全面安に。
もっとも、110円台半ばからの売りに慎重姿勢が見られ、夕方にかけては買戻しが入る場面も。
英保守党苦戦との世論調査結果から、東京市場からロンドン市場にかけて売りが出たポンドは、ドル全面安基調もあり、一気に上昇。一時1.2920近辺まで上値を伸ばした。引けにかけ調整が入り1.29台を維持できなかったものの、高値圏。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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