【東京市場】ややドル安も突っ込んだ動きには慎重姿勢

 週明け6日の東京外国為替市場は、ドル円が113円台後半でもみ合いになるなど、若干ドル安の流れが強まってもみ合った。
 
 先週金曜日のイエレン議長講演を受けて、3月の利上げがほぼ確定的となったが、市場はその前から織り込みを進めていたこともあり、講演開始直後のドル買いの後は、一転してドル売りに。ポジション調整のきっかけとなった格好に。先週金曜日NY市場午後に113円台まで突っ込んだ後、何とか114円台を回復して週の取引を終えたドル円は、週明けも頭の重い展開となり、朝方こそ何とか114円台での推移も、すぐに113円台に値を落とす格好となった。

 もっとも、利上げ自体は本来ドル買い材料であり、突っ込んだ売りには慎重姿勢も。NYの安値を割り込んだあたりから、さらに売りに回る勢いはなく、昼前ごろから狭いレンジでもみ合いに。

 ユーロドルが1.06台前半でもみ合うなど、基本的にドル高の流れ。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug

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