【東京市場】やや円売り優勢、ドル円は112円台前半

 東京外為市場終盤は、やや円売り優勢となっている。午前中は、円買いとドル売りが優勢となった。ただ、中盤以降は、ドル円は112円の節目を守ったことなどから、円売りがやや優勢となっている。ドル円は112円台前半、ユーロドルは1.06ドル台後半で取引されている。
      
 ドル円は112円台前半で取引されている。序盤は前日のNY終盤の流れを引き継ぎ、買い優勢となった。日銀の買いオペ通知もあり、112.54まで水準を引き上げた。だが、前日の高値112.58の突破に失敗すると、売り優勢の展開となり、中盤には、112.04円まで下落した。その後、112円割れが回避されると、後場の日経平均が地合いを引き締めたこともあり、買いがやや優勢となり、112円台前半で強もち合いとなっている。
 
 ユーロ円は、119円台後半で推移している。ドル円と同様に、序盤は買い優勢となり、120.10付近まで上昇した。ただ、ドル円が失速すると、これに追随し、119円台後半に軟化した。ただ、119.75付近で下げ渋ると、終盤は1119円台後半で強もち合いとなっている。
  
 ユーロドルは1.06ドル台後半で取引されている。東京時間ということもあり、ユーロ独自の材料が見当たらない中、1.0668付近~1.0691前後での狭いレンジ取引となっている。

 日経平均は反発。前引けでは前営業日比96.82円高の1万9007.60円となった。
  
 午後3時24分現在では、ドル・円は1ドル=112.27円、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0679ドル、ユーロ・円は1ユーロ=119.90円、ポンド・円は1ポンド=140.43円、豪ドル・円は1豪ドル=85.78円、NZドル・円は1NZドル=81.89円、スイス・円は1スイスフラン=112.50円、カナダ・円は1カナダドル=85.22円付近で推移している。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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