市場が注目するトランプ次期米大統領の記者会見を控え、11日のロンドン市場は落ち着いたスタートとなった。
ドル円は東京市場午後の流れを引き継いで115円台後半でのもみ合いでスタート。注目イベントを前に、やりにくさも見られた。
もっとも、その後はドル買いの動きが優勢に。米債利回りの上昇が目立ち、ドルはほぼ全面高。ドル円は116円台半ばに迫るところまで買いが出る展開に。
ポンドドルでのポンド売りドル買いもドル全面高の流れに寄与。ポンドはハードブレグジットがらみで朝から頭の重い展開となった後、11月の英商品貿易収支の赤字幅が予想を上回ったことで売りが加速。節目の1.21を瞬間割り込む動きが見られた。もっともその後いったん1.21台半ば近くまで戻すなど、下値を突っ込む動きにも慎重な姿勢が見られた。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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