ビットコイン週間概況-2/23~3/1

【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。

【免責事項】当サイトで提供しているビットコインの相場情報等のコンテンツは、執筆者の個人的見解に過ぎず、執筆者及び当社がその内容の正確性および安全性を保証するものではありません。また、かかる情報は、参考となる情報の提供を目的としたものにすぎず、仮想通貨に関して、特定の投資行動や運用手法を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。 なお、投資によって発生する損益は、すべて投資家の皆様へ帰属します。 当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、執筆者及び当社は責任を負いません。

日本円 米ドル
価格(3/1終値) 1,149,979円 10,751.99米ドル
時価総額 194,272億円 1,816億米ドル
2/23~3/1の4本値
始値 高値 安値 終値
1,059,189円 1,188,000円 985,423円 1,149,979円

週毎の取引・最近4週の調査結果

日付範囲 取引数量(日本円換算) %変化
2/23 ~ 3/1 1,573,877,693,496
2/16 ~ 2/22 2,461,944,914,677 -56.4%
2/9 ~ 2/15 1,663,805,652,995 32.4%
2/2 ~ 2/8 2,104,773,213,346 -26.5%

週間概況と最近の話題

bitflyer-btcjpy-Mar-05-2018-14-11-25

 

先週、仮想通貨市場は、新高値を目指す上昇前の調整局面となった。 残念ながら今週は市場規模が500億ドル減少しており、上昇を待つ者には期待はずれな夜明けとなってしまった。

 

BTC自体は先週火曜日の1,275,190円のピークから先週31日の1,105,885を取引している。 BTCの価格は下落をしているが、仮想通貨市場での市場占有率は時価総額の約40%を占めその支配性を高めている。

 

問題はこれからどうなるのか? 最近の市場はボラティリティのために読みにくく、この問いへの答えは難しい。その結果、多くの投資家は、今や延び延びになっている次の上昇トレンドを忍耐強く待っており、欲求不満になっている。アナリストやオブザーバーの多くは市場の伸び悩みの理由を見つけるのに忙しくしている一方で、Pantera capitalと呼ばれるヘッジファンドの分析が多くの投資家の関心を呼んでいる。

 

既に経験したように、2018年は特に最初の6週間は価格が大きく下落し、厳しい始まりであった。通常、年初の市場は不安定ではあるが、今年はかなり急角度な下落でであった。  下落率でみると、今回は過去最悪の落ち込みではないものの、127日の2,312,100円でピークに達しその後2カ月での645,650円まで値を下げたことは、新規参入した投資家にとって非常に不本意なものとなった。

 

Pantera Capitalは市場のムードが変わるのは時間の問題だと考えている。彼らの分析によると、弱気市場の期間は平均71日間続く傾向があるので、BTC価格が下落し始めた1217日から数えると、3月の初旬には相場は持ち直すとみている。

 

いつでも、最良の時でさえBTCの未来を予測することは難しく、この先何が起こるかは誰にも分からない。

過去の価格との比較

日付 価格 価格差 変化率
2018/3/1(基準日) 1,149,979円
2018/2/28(1日前) 1,129,000円 20,979円 1.86%
2018/2/22(1週間前) 1,059,189円 90,790円 8.57%
2018/2/1(1ヶ月前) 1,004,287円 145,692円 14.51%
2017/12/1(3ヶ月前) 1,198,001円 -48,022円 -4.01%
2017/9/1(6ヶ月前) 533,461円 616,518 115.57%
2017/3/1(12ヶ月前) 141,611円 1,008,368円 712.07%

Prices provided by bitFlyer

Source: ビットフライヤー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です