7日の東京市場でドル円は109円前半から半ばで推移。前日の米株式市場が反発し、世界同時株安の連鎖が絶たれたことで、円相場の動意は落ち着いている。東京時間帯のドル円の値幅は40銭程度と限定的だった。
ただ、インフレや金利上昇を警戒して、突如落ち着きをなくした株式市場がすぐにもとのトレンドに回帰するとは考えにくく、ドル円の上値は重かった。日経平均株価は上げ幅を半分程度に縮小。米利上げペースの加速を期待した円売り・ドル買いも影を潜めている。
ユーロ円は135円前半、ポンド円は152円後半、豪ドル円は86円前半でやや重かった。
NZドル円は79円後半へ失速。10-12月期のNZ雇用統計発表後のNZドル買いは巻き戻された。就業者数は9四半期連続で拡大し、NZ失業率は4.5%と2008年10-12月期以来の低水準となったが、低金利政策の解除は連想できず、NZドル買いは続いていない。
minkabu PRESS編集部
Source: klug
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