18日の東京市場でドル円は一時ドル高が強まり、111円48銭を付ける動きとなった。前日のNY市場で111円台に乗せてストップロス注文を巻き込んで111円30銭近辺まで上昇して始まった今日の東京市場。押し目がほとんどなく、しっかりとした展開を見せたことに加え、26年ぶり24000円台で始まった日経平均の動きなどが支えとなった。
しかし、午後に入って日経平均がマイナス圏へ転じると、警戒感からドル安円高が進行。ドル円は朝の水準を割り込んで111円10銭台まで値を落とす展開となっている。
111円台半ばを付けきれなかったことでやや警戒感が出たところで、株高傾向が反転し、円買いに。日経平均は保険銀行などの金融株主体で売りが出ていた。
1.2165近辺まで値を落としていたユーロドルが1.22台を回復。大台回復が一つのポイントとなっていた分、ドル高一服感が強まる展開に。
朝の雇用統計が予想を上回る好結果となった豪ドルは、振幅後、雇用統計発表前と変わらない水準でもみ合い。結果発表後はいったん豪ドル買いが強まったが、前日NYの高値どころか0.80の大台すら付けきれず、利益確定売りを誘い、0.7950割れ。もっとも、こちらも昨日海外市場の安値に届かず、数字発表前の水準である0.7960近辺に戻すなど、上下ともに限定的な動きとなった。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
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