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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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日本円 | 米ドル | |
---|---|---|
価格(5/25終値) | 333,425円 | 2,981.40米ドル |
時価総額 | 54,518億円 | 487億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
219,498円 | 347,789円 | 217,930円 | 333,425円 |
週毎の取引・最近4週の調査結果
日付範囲 | 取引数量(日本円換算) | %変化 |
---|---|---|
5/19 ~ 5/25 | 254,609,516,384 | |
5/12 ~ 5/18 | 147,631,928,360 | 42.0% |
5/5 ~ 5/11 | 157,697,184,114 | -6.8% |
4/28 ~ 5/4 | 126,123,385,754 | 20.0% |
週間概況と最近の話題
先週の記事でのコメントを振り返ると、まず価格調整の後にビットコイン・ラリーが続くという記述をしました。
それは予想通りでしたが、ラリー継続の要因は想定とは異なりました。私は日本での需要増加が背景になると考えていましが、週初のラリーの材料はアメリカが主導するものでした。非常に興味深いニュースだと思われます。
例えば5月22日の月曜日、Brave New Coin での 24時間の売買高を見てみると、米ドル・ビットコインのペアトレードは30%を超え、中国・ビットコインは22%を少し下回っています。それに対し、日本円・ビットコインは約16%しか占めていません。
対米ドルのペアトレードがその売買高を上昇させた理由は、ビットコインが金のように安全な資産だと捉えられたからです。現在のアメリカでは政治に対する不安感が募っており、多くのアメリカ人投資家がビットコインを買い始めました。それによって、この仮想通貨の価格は USD 2,000を超えました。この不安はトランプ政権によるものです。民主党は、アメリカ大統領ドナルド・トランプをFBI長官ジェームズ・コミーの解任を理由に弾劾しようとしています。
では、ここからどのような動きがあるのでしょうか。日本の取引所において、ビットコインの需要が急激に上昇するのは明白です。そのことが価格上昇を抑制的にする可能性もあります。アメリカや日本のビットコイン市場においてビットコインの需要増加が継続し、アメリカでの政治的な混乱が続くと仮定すると、今後の上昇トレンドは持続的かつ安定的な推移になると予想されます。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
---|---|---|---|
2017/5/25(基準日) | 333,425円 | ||
2017/5/24(1日前) | 298,950円 | 34,475円 | 11.53% |
2017/5/18(1週間前) | 219,498円 | 113,927円 | 51.90% |
2017/4/25(1ヶ月前) | 139,909円 | 193,516円 | 138.32% |
2017/2/25(3ヶ月前) | 134,590円 | 198,835円 | 147.73% |
2016/11/25(6ヶ月前) | 84,801円 | 248,624 | 293.19% |
2016/5/25(12ヶ月前) | 49,386円 | 284,039円 | 575.14% |
Source: ビットフライヤー
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