25日の東京外国為替市場は、前日の米国市場に続いて、日本を含めてアジアの株式市場が堅調な展開を見せるなど、リスク選好の動きが広がっていることを受けて、円安の動きが優勢となった。
前日のNY市場午後のFOMC議事録において、米国の第1四半期の成長鈍化への慎重な表現が見られたことからのドル売りの影響で、ドル円は上値がやや重くなったものの、ユーロ円や豪ドル円などは堅調な展開に。人民元高・上海総合や香港ハンセン指数での本土株高などが豪ドルにプラスに働いた面も。
ドル円はFOMC議事録後に112円台から111円台半ば割れまで下落。東京市場では安値から買戻しが入ったものの、111円70銭近辺までと、値幅は限定的なものにとどまった。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
コメントを残す