ユーロ買いが主導する展開となった。欧州株が序盤からしっかりとなり、ユーロは朝から買いが優勢に。トランプ大統領の情報漏洩問題を受けてドルが買いにくい中で、来月のもECBが出口戦略への動きを進めるとの期待のあるユーロに対する投資資金のシフトが進んだ。
東京市場で1.11近辺でもみ合ったユーロドルは、目立った調整もなく、じりじりと上昇し、1.1170台へ。
朝方はユーロドルに加え、ユーロ円でも買いが入ったことや、米債利回りが上昇していたことなどから、ドル円もいったん上昇し、111円70銭近辺まで上値を伸ばす場面が見られた。
しかし、米債利回りが伸び悩むと、ユーロドルでのユーロ買いドル売りからドルが全面安となり、ドル円は上昇分を解消する形で111円20銭台に値を戻した。
ポンドはユーロに連れ高。欧州通貨高ドル安の流れに、ポンドドルは1.29台半ばから1.30を超えるところまで買い進まれた。
みんかぶ「KLugFX」山岡和雅
Source: klug
コメントを残す