【東京市場】ややドル買い優勢、日本株引け後に仕掛けが入る

 東京外為市場終盤は、ややドル買いが優勢となっている。欧州早朝勢が、日本株の引け後に、ドル買いで仕掛けてきており、ドルは対主要通貨で、強含んでいる。ドル円は113円台前半~半ば、ユーロドルは1.07ドル台後半での取引となっている。
  
 ドル円は113円台前半~半ばで取引されている。序盤から中盤にかけては、安寄りした日経平均株価が、下げ幅を縮小したことなどを手掛りに、買い優勢となり、112円台半ばから113円台前半に水準を引き上げた。中盤から終盤にかけては、113.20を中心に小動きとなっていたが、日本株が引けると、欧州早朝勢がドル買いから参戦したことで、113.37付近まで上昇した。その後、113円台前半で買い物がちで推移している。
      
 ユーロ円は、122円台前半で推移している。ドル円と同様に、序盤から中盤にかけては、買い優勢となり、121円台半ばから122円前後まで水準を引き上げた。中盤から終盤にかけても、米債利回りの上昇などから、買い優勢となり、122円付近~122円台前半で強もち合いとなっている。

 ユーロドルは1.07ドル台後半で取引されている。序盤に1.08付近から1.0790前後に小幅ながら水準を引き下げると、その後は、手掛かり材料難の中、終盤まで1.0790を中心としたもみ合いとなった。だが、日本株が引けると、欧州早朝勢が売り参戦してきたことから、1.0780前後に水準を引き下げている。

 日経平均は反発。終値は前営業日比106.74円高の1万9148.08円となった。
  
 午後3時30分現在では、ドル・円は1ドル=113.34円前後、ユーロ・円は1ユーロ=122.18円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0780ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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