GMOクリック証券は、2012年から4年連続FX取引高世界1位という素晴らしい記録を持っています。多くの方が聞いたことのある名前だと思いますが、どんな特徴をもっているのでしょうか。
使いやすさ抜群のツールは見逃せない
GMOクリック証券には、はっちゅうくんと呼ばれる取引ツールがあります。このはっちゅうくんを使えばスリップの値幅や指値、逆指値の数値など、注文に必要な条件を非常に簡単に入力することができます。多くのFX会社がこういった取引ツールを用意していますが、注文までのやり方が分かりづらかったり、細かな設定ができなかったりなど不満な点がいくつかある場合が多いです。しかしはっちゅうくんの場合は初心者からベテランまで、だれでも簡単に使えるようになっているので、取引ツールとしての人気が高いです。それにスピード注文という機能があるのですが、これは瞬時にワンクリックで新規注文と決済を行うことができます。非常に分かりやすくそして名前の通り素早く行えるので、スキャルピングなどの短期売買をしている人にはとても便利な機能です。
GMOクリック証券は業界最高水準のスワップ
先ほどはっちゅうくんのおかげで短期売買がしやすいと言いましたが、スワップも非常に高いので長期売買にも向いています。例えばランド円を10万通貨取引した場合、1日あたり150円のスワップがつきます。このスワップは他のFX会社と比べてもかなり高いです。なかには同じ条件でも、1日あたり20円分のスワップしかつかないところもあります。取引する通貨量を増やせば増やすほどさらにもらえるスワップに差がでてくるので、長期トレードをする人は少しでもGMOクリック証券のようなスワップポイントの高いところを選んだ方が得です。
2000万通貨を超えてはいけない取引量の制限
スキャルピングでの取引を主に行っている人は注意が必要です。秒単位で取引を行うスキャルピングですが、FX会社からすると負担が大きいので制限しているところもあります。GMOクリック証券もその中の1つで、1日の取引量は2,000万通貨までと制限されています。2,000万通貨なら上限は高い方だと言えますが、それでも大口の投資家にとってはデメリットになります。
強制ロスカットと手数料には注意が必要
FXをやっているとどうしてもロスカットしなければならない場合があります。しかし計画的なロスカットではなく、強制ロスカットされてしまうと手数料をとられてしまうので注意してください。強制ロスカットされた時点でかなりの痛手となりますが、それに加えて手数料も1万通貨あたり500円とられてしまうので、もし大量の取引をしていた中での強制ロスカットになってしまった場合は悲惨なことになってしまいます。しかしこれについては、しっかりと自分で損切りをしていれば強制ロスカットになることはないので、デメリットにはなりますが、そんなに大きな問題ではないと思います。
総合的に見てGMOクリック証券は使うべきか?口座は作るべきなのか?
GMOクリック証券の特徴を整理してみると、どちらかというと長期トレードをする投資家に向いているといえます。短期売買の場合は、取引量の制限もありますし、強制ロスカット時に発生する手数料などのデメリットがあります。スキャルピングなどの短期売買を行う場合は、小さい値幅で利益を出そうとするので取引通貨量が多くなる傾向があります。その結果、取引量の制限にかかる可能性も出てきますし、ありえないような相場の動きが起こったときにはロスカットが間に合わない場合もあり、最終的に強制ロスカットになってしまうかもしれません。しかし長期売買の場合はスワップが高い等のメリットしかないので、優れているといえます。
GMOクリック証券の目玉はキャッシュバックとスワップポイントである
GMOクリック証券のキャッシュバックも他の会社と比べて多い金額ですがやはりスワップポイントが最高水準であることから長期保有トレードもしくはスウィングトレードでの活用がいいのではないでしょうか。為替リスクが伴いますが貯金するよりはるかに利回りがいいことが特徴です。いわゆるバビロンの大富豪です。大金を寝かせておくことはリスクだとは思いますが、決めた金額で運用するのもFXトレードの魅力ではないでしょうか。