前日のNY市場で昨年9月以来の108円台まで値を落としたドル円は、東京朝の取引でいったん買戻しが優勢となり、109円台半ば近くまで上昇する場面が見られた。
ゴトウビということもあり、仲値がらみの実需のドル買い円売りが大きく、いったんドルの買戻しが強まった格好。
仲値後もしばらくは戻り高値圏で推移していたが、109円台半ばを付けきれない展開に、ポジション調整の動きが広がり、再び108円台まで下落。
NY市場の安値を割り込んで108.92円を付ける場面が見られた。その後は109円ばさみの安値圏推移が続いた。
朝方の第4四半期消費者物価指数が予想以上に弱く、一気に売りが出たNZドルは、ドル全面安の流れに対ドルでいったん値を戻し、0.7390近辺と、61.8%戻しを見せたが、0.74台を回復しきれず、NZ安の流れは継続。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
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