【東京市場】方向性に欠ける、ドル円は114円台後半

 東京外為市場終盤は、方向性に欠ける展開となっている。トランプ次期大統領の就任式を控えて、様子見気分が広まっている。序盤から中盤にかけては、米債利回りの低下を背景に、ドル売りが優勢となった。ただ、中盤から終盤にかけては、レンジ内での取引となっている。ドル円は114円台後半、ユーロドルは、1.06ドル台後半で推移している。
         
 ドル円は、114円台後半で取引されている。序盤は、ゴトウビ要因から仲値に向けて買い優勢となり、115.13付近まで上昇した。だが、仲値決定後は、買いが引いたうえ、米債利回りの低下を受けて売りが先行し、114円台半ばまで軟化した。中盤から終盤にかけては、方向性に欠ける展開となり、114円台半ば~後半でのレンジ取引となった。
  
 ユーロ円は、122円台半ばで推移している。序盤から中盤にかけては、やや売り物がちとなり、122円台後半から122円台前半に軟化した。中盤以降は、様子見気分が強まり、122円台半ばでのもみ合いが続ている。
   
 ユーロドルは、1.06ドル台後半でのもみ合いとなっている。序盤から中盤にかけて、米債利回りの低下を背景に、買い優勢となり、1.06ドル台半ばから1.06ドル台後半に水準を引き上げた。だが、中盤以降は、トランプ次期大統領の就任式を控えて、様子見気分が強まり、1.06ドル台後半を中心に小動きとなっている。
  
 日経平均は続伸。終値は前営業日比65.66円高の1万9137.91円となった。
 
 午後3時31分現在では、ドル・円は1ドル=114.66円前後、ユーロ・円は1ユーロ=122.48円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0682ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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